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家族の支えが必要不可欠

悩みを共有することが大切

まずはどんなことで悩んでいるのか、患者から話を聞いてください。
悩みを抱えているとどんどん大きくなって、抱えきれなくなってうつ病が悪化する原因になります。
誰かに話したり理解してもらうだけでも、気持ちが落ち着くことに繋がります。
しかし相手が言える状態になるまで、待つことも大事です。
無理に聞き出すと相手のストレスになるので、うつ病が悪化します。

すぐに治る病気ではないので、気長に回復を待ってください。
言葉遣いなどにも、注意しましょう。
厳しい言葉を使うと、家族でも患者が委縮して何も言えなくなってしまいます。
悩みを聞いて、アドバイスをする必要はありません。
悩みを共有することが大事なので、見当外れのアドバイスは避けましょう。

できることを見つけよう

人間は誰だって、褒められるとうれしくなります。
うつ病の人に対しても褒めることは効果的なので、積極的にできることを見つけて褒めてください。
逆にできないことを指摘されると、患者の気持ちが落ち込んでしまいます。
できないことは、無理にさせないように心がけましょう。

できることから取り組ませて、自信をつけさせてください。
それが、うつ病の治療に効果を発揮します。
気持ちが明るくなるので、精神が安定するかもしれません。
一緒に何かをすることもおすすめなので、無理のない程度に患者を誘うことも効果的です。
買い物や動物園に行くだけでも良いでしょう。
気分転換をしたり家族で楽しい時間を過ごすことで、次第に気持ちが晴れるかもしれません。


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