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真面目な人がうつになりやすい

この機会に休ませよう

ずっと休まないで頑張っていた人がうつになったら、時間をたっぷり確保して休ませてください。
本人は休むことがいけないことだと考えているかもしれませんが、休んでも良いと優しい言葉で伝えましょう。
頑張れという言葉や、早く復帰を願う言葉もかけてはいけません。
他の病気の時なら早く良くなってと伝えても良いですが、うつ病患者がその言葉を聞くと、休むことが迷惑になると思ってしまいます。

今は自分の体を優先して、回復するまで休んでほしいと伝えましょう。
休むことは悪ではないと、理解させてください。
考えが変わらないと、これからも無理をして身体を壊したりうつになることを繰り返してしまいます。
休んでいる間は、好きなことを思う存分させましょう。

大事な選択をさせない

患者は、考える能力も低下しています。
その時に結婚など人生に関わる重要な決断をさせてはいけません。
もし患者の知り合いがやってきて、選択を迫るようだったら家族が守ってください。
答えを出す期限を延ばしてもらうように伝えましょう。
仕事に関係することも、うつ病中に選択させないでください。

思考能力が低下している時に無理に決断をして、元気になってから後悔する事例が見られます。
回復してから改めて、1つずつ問題を解決すれば大丈夫です。
無理に決断を迫ることも、患者を不安にさせるのでいけません。
そのような人が来たら、患者に合わせないで帰すことも家族の役割です。
余計な負担を患者に与えないように、守らなければいけません。


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